メルカリShopsとは?開設手順・メリット・通常メルカリとの違いを徹底解説【2025年版】

副業を始めたいけれど、何から手をつければいいかわからない――。
そんな方にお勧めするのが「せどり(物販)ビジネス」です。
「メルカリで本格的に物販を始めたい。でもまず何から?」
そんな方に向けて、本記事ではメルカリShops(ショップ形式)登録の最初の準備と申込手順を、
最新の制度・規約改定の動きも踏まえてやさしく解説します。
なぜ「ショップ登録」を最初に検討すべきか(改定の流れ)
メルカリは2025年秋に利用規約の改定をアナウンスし、
あわせて出品・決済関連の規定(加盟店規約やメルペイ関連)も見直す旨を公表しています。
事業性のある販売はショップ機能の利用が前提という整理が強まる方向です。
今後も同種の見直しが続く可能性があるため、
将来のスケール(在庫・継続販売)を見据える方は、早い段階でShopsの情報収集と準備を進めましょう。
参考:メルカリ公式
メルカリShopsとは?
メルカリShopsは、メルカリアプリ内に自分のショップを開設できる機能です。
ハンドメイド品、食品、小売仕入れ品などを継続的に販売したい人向けの仕組みになっています。
通常のメルカリは「1商品=1出品」ですが、
メルカリShopsは 在庫管理・繰り返し販売・ショップ運営機能 がセットになった“簡易ネットショップ”です。
通常出品との違い(サクッと)
- 複数在庫を登録できる(通常は1点ずつ)
- 同一商品を繰り返し販売できる
- 受注管理・発送管理がショップ仕様
- ショップとして露出(検索)される
- 領収書対応・特商法表記が必要
メルカリShopsのメリット
- 定番商品を継続販売したい人に最適
- ネットショップをゼロから作るより圧倒的に簡単
- メルカリの集客力をそのまま使える
- BASE・STORESより開設が早く、初期費用ゼロ
登録の前に「これだけは準備」チェックリスト
Shopsの申込には基本情報・本人確認・口座・(必要に応じて)許認可やブランド関連の書類が要ります。事前に揃えておくと審査がスムーズです。
必須になりやすいもの
- 事業区分の選択:個人/個人事業主/法人を選ぶ(後から変更困難なケースあり)。
- 住所
- 本人確認書類:氏名・住所が一致する身分証。
- 振込先口座情報:売上振込用。名義と登録情報の整合が重要。
- ショップ基本情報:ショップ名(屋号)、説明、連絡先、ロゴ・バナー。
取り扱いに応じて必要なもの
- 許認可証:中古品(古物商)、食品・酒類・化粧品等、法令上の許可が要る場合は画像提出・情報記入が必要。
- ブランド関連書類:指定ブランド等は仕入れ・商流を示す書類の提出が求められることがある
ワンポイント:住所や名義の“表記ゆれ”は審査落ちの典型要因です。身分証と申込情報の完全一致を必ず確認しましょう。
参考:メルカリ公式
申込の入り口(どこから申し込む?)
最短ルートはメルカリアプリのマイページです。
「マイページ → サービス → メルカリShops → ショップ申し込み」から開設申込に進めます。
必要事項の入力・同意ののち、審査へ。
初めての方は、メルカリアカウントでログインし、案内に沿って事業区分・ジャンル・ショップ情報を入力する流れです。
申込フォームで入力する主な内容(最初の“つまずき”を回避)
(1) 事業区分の選択
個人/個人事業主/法人から選択。将来の確定申告や事業計画を踏まえ、無理のない区分を。
(2) 販売ジャンル・規約同意
扱う商品のジャンルを選びます。許認可が必要なジャンルの場合、この時点で許可情報の入力・画像提出が求められることがあります。禁止商品・出品ルールもあわせて確認。
(3) ショップ基本情報
ショップ名(屋号)、説明、連絡先、ロゴ/バナー。最初は仮でもOKですが、後からの修正に時間がかかることもあるので、表記統一をおすすめ。
(4) 本人確認・口座
身分証の撮影・アップロード、振込先口座の登録。名義・住所の一致を厳密に。
(5)(必要時)ブランド・商流の確認資料
指定ブランド等を取り扱う場合、仕入れ伝票や契約書等の提出を求められることがあります。先に入手・整理しておくと安心。
審査~開設までの目安と、通過後にやること
審査の目安は数営業日程度(案件により前後)。承認メールが届いたらショップが公開可能になります。
開設直後の初期設定(最短で売れる体制に)
- ショップ見た目を整える:ロゴ・バナー・説明文。信頼感が段違いに。
- 発送・返品ポリシー:発送までの日数、匿名配送、返品方針の明記。トラブル低減に直結。
- 在庫・バリエーション設定:色・サイズ・在庫数を一括管理。後の価格調整や欠品防止に効きます。
確認すべきルール
- 売上金・振込:運用の詳細(振込タイミング・手数料等)はShopsガイドの「売上金」カテゴリを事前確認。開設後の資金繰りイメージが掴めます。
- 表示義務:ショップは購入者に向けた事業者情報の表示(特商法対応等)が前提。匿名性が高い通常出品とは考え方が異なります。
- 最新ルールの確認:規約・加盟店規約・メルペイ関連は改定が続く領域。開設後も公式ニュースで定期チェックを。
参考:【公式】お知らせ
はじめての“つまづき”Q&A(最短で回避)
Q1. 個人で始めたいけど、後で個人事業主や法人に変えられる?
A. 事業区分は審査・登録の根幹情報。後からの変更は制限があり、再審査等が必要になることも。最初に将来像をイメージして選択を。
Q2. 中古品(リユース)中心で売りたい
A. 古物商許可が必要です(都道府県公安委員会)。Shops申込時や出品時に許可証画像・情報の提出が求められます。
Q3. ブランド品を扱う予定
A. 商流・仕入れの証憑(伝票・請求書など)をアップロードするケースがあります。出所が正規であることを示せるよう、資料保管の運用を。
Q4. どこから申し込むのが一番早い?
A. アプリのマイページ→メルカリShops→ショップ申し込みが定番。ヘルプの導線からもガイドに飛べます。
今日からできる「最短行動」3つ
- アプリから“ショップ申し込み”画面を開いて必須項目を確認(何が足りないかがすぐ分かる)
- 本人確認書類と口座名義の整合チェック(住所・表記ゆれを直す)
- 扱うジャンルの許認可・ブランド要件を先に調べる(必要書類を当日中にリスト化)
メルカリShopsの準備ができたら、次は仕入れる商品を探しましょう。
今売れている商品を毎日更新している一覧サイト もぜひチェックしてみてください。

まとめ:最初の一歩は「準備8割・入力2割」
メルカリShopsの登録は、入口さえ分かれば難しくありません。つまずきの多くは、住所表記の不一致や許認可・商流証憑の不足といった“準備不足”です。
本記事のチェックリストを使って書類・情報の整合を整え、アプリから申込へ。最新の規約改定の動きも、公式ニュースで定期的にフォローしていけば安心です。