メルカリせどりで売れるものの見つけ方|リサーチツールとデータの活用法

メルカリで売れる商品はどう見つける?店舗せどりの限界を感じた体験をもとに、メルカリ 売れ筋 リサーチツールの活用法や需要データの見方、利益確認の手順を解説。メルカリ せどり 売れるものを効率よく見つける実践的な流れを紹介します。

メルカリせどりで売れるものの見つけ方|売れ筋リサーチツールと需要データの活用法

merucari-research-tool

こんにちは。トレマス編集部です。
前回から、せどり初心者の佐藤恒一さん(仮名・40代・会社員)の仕入れ現場に密着しています。

前回は店舗せどりに挑戦してみて、現実は想像以上にシビアでした。
3時間かけて店舗を回っても、成果はゼロ。
利益商品に出会えるかどうかは、まるで運試し。

「このまま続けて、効率は上がるのだろうか?」
そう感じた佐藤さんは、自宅で効率よく利益商品を探す方法を本気で探し始めました。

前回記事はこちら👉
【体験日記】ヤマダ電機を3時間回ったけど儲からなかった話|Amazon店舗せどりは正直きつい

メルカリせどりで売れるものはどう見つける?

Amazonで販売する予定だった佐藤さんですが、追加で口座の利用履歴の提出が必要であることが判明…。

もう少し準備に時間がかかるので2週間ほど前から、すぐに出品できるメルカリを使って販売経験を積むことにしたとのことです。
トレマス編集部は、試行錯誤の様子について佐藤さんに取材しました。

SNSの情報を真似しても再現できない

最初に参考にしたのは、SNSで見かける「これ売れました」という投稿。
しかし、実際に試してみると――

  • すでに出品が増えて価格競争になっている
  • 同じ仕入れ価格で入手できない
  • 利益が出る条件が再現できない

佐藤さんはこう振り返ります。

「あとから真似しても、同じ結果にならないことが多かったです。」

佐藤さんが見ていた「売れ筋商品」を教えてくれるXの投稿

「いいね順」で探す方法も時間がかかる

次に試したのは、ブログなどで紹介されている定番の探し方。
メルカリ検索で「いいね順」に並べ、人気商品を分析する方法です。

一見すると合理的ですが、実際には――

  • 売れている理由の分析に時間がかかる
  • 人気でも利益が出るとは限らない
  • ハンドメイド等、再現性ないものが多く出てくる

「気づいたら、調べているだけで時間が過ぎていました。」

利益商品にたどり着くまでが非効率

取材を通して見えてきたのは、売れている商品 = 利益が出る商品ではない

という現実でした。
利益が出る条件を見極めるまでに時間がかかり、リサーチだけで疲れてしまう。

メルカリ電脳せどりは店舗に行かなくても始められる一方で、情報の多さに迷うという壁が立ちはだかっていました。

メルカリで使えるリサーチツール

メルカリ販売を続ける中で、佐藤さんは「もっと効率よく相場や需要を把握できないか」と考え、リサーチツールについても調べていました。
トレマス編集部では、佐藤さんの話を参考にしつつ実際に初心者でも活用しやすい代表的なツールについて整理しました。

フリマリサーチ

出典:フリマリサーチ

できること

  • メルカリの販売履歴・相場の確認
  • 売れた価格帯の把握
  • 商品ごとの需要傾向のチェック

良い点

  • 売れた実績ベースで価格判断ができる
  • 適正な販売価格を決めやすい

フリマアシスト

出典:フリマアシスト

できること

  • メルカリの商品検索・相場確認
  • 出品時の入力補助
  • 商品情報の効率的な取得

良い点

  • 出品作業の手間を軽減できる
  • リサーチから出品までの流れをスムーズにできる
  • 作業時間の短縮につながる

メルリサーチ

※サービス停止中(2026年2月時点)

できること

  • 売り切れ商品の検索
  • 相場・販売動向の確認
  • 利益計算の補助

良い点

  • 需要のある商品を把握しやすい
  • 利益の目安を事前に確認できる

メルカリ特化ツールは意外と少ない

調べてみると、Amazon向けの分析ツールに比べて、メルカリに特化したツールは多くありません。

その背景として、公式APIの制約や仕様変更への対応負荷などがあり、大規模サービスとして展開されにくい点が挙げられます。
一方で、クラウドワークスなどの受託・個人開発の領域では、小規模ツールや拡張機能が数多く作られているのも特徴です。

そのため現状の選択肢は、

  • 個人開発のツールやブラウザ拡張を活用する
  • シンプルな相場確認ツールを併用する
  • 手動リサーチと組み合わせる

といった形が主流になっています。

メルカリ販売でもAmazon需要データが使える理由

店舗仕入れで思うような成果が出ず、メルカリ販売を試行錯誤していた佐藤さん。

「何を基準に選べばいいのか分からない」
そんな不安の中で、参考材料として使えるのではないかと考えたのが、
Amazonの価格・ランキング推移を確認できる Keepa でした。

もともとはAmazon販売の準備として導入していたものですが、ここ数日メルカリ販売の判断材料のひとつとして活用しています。

Keepaで需要の“強さ”を確認する

佐藤さんが見ているのは、難しい分析ではありません。

  • ランキングが動いているか
  • 継続して売れていそうか
  • 価格が極端に崩れていないか

「ちゃんと売れている商品なのか」を感覚的に確かめます。

Amazonの動きは「需要のヒント」になる

Amazonは利用者が多く、ランキングの動きは実際の購買の動きを反映しています。
そのため、

✔ 継続して動いている商品= 誰かが買い続けている商品

という見方ができます。

メルカリでも売れる可能性の判断材料に

もちろん、Amazonで売れているからといって、必ずメルカリでも売れるとは限りません。
それでも、「需要がある商品かどうか」を判断する材料があるだけで、リサーチの不安は大きく減りました

「完全に自信があるわけじゃないですが、何も根拠がないより安心して選べます。」
と佐藤さんは語ります。

視点の転換ポイント

これまで佐藤さんは、メルカリの中だけで売れていそうな商品を探していました。
しかし、市場全体の需要を見るという視点を持ったことで、判断の軸が少し見えてきたといいます。

【実例】データを基に探してみた結果…利益20%超えの商品を発見

ここでは、今回佐藤さんが実際に行ったリサーチ手順を、そのまま再現できるレベルで紹介します。

1.TremasFinderで候補商品を確認

まずはKeepaでCSVを出力してTremasFinderに取り込み、候補商品を確認します。
KeepaからのCSV出力もTremasFinderから数クリックでできるので迷いません。TremasFinderでは

  • 売れやすさ(需要)
  • ライバル
  • 値崩れしにくさ

のデータを分析して利益を出しやすい商品から並んでいるため、上からチェックしていくだけです。
「どれを見ればいいか分からない」状態を防げます。

TremasFinderの表示のイメージ

2.TremasFinderのリンクからメルカリを確認

気になる商品が見つかったら、TremasFinderのツールに表示されたリンクからメルカリ検索結果を開きます
リンクは自動生成するので、自分でキーワードを入れて検索する必要もありません。
ここで確認するのは:

✔ Sold(売り切れ)が多いか

ここで、売り切れの多い商品をリストアップしておきます。

Sold(売り切れ)の多い商品の例。SOLDの赤マークがたくさん出ています

3.メルカリでの回転の良さを確認

次に、Soldとなっている商品をいくつか開きます。
チェックポイント:

  • 直近の販売価格
  • いつ売れているか
  • 新着出品がすぐ売れているか

回転が速い商品ほど、メルカリでの在庫リスクが低くなります。

直近で売れている商品の例

4.利益が出るか確認(利益シミュレーション)

最後に利益計算を行います。
確認する内容:

  • 他サイトの最安値
  • 想定仕入れ価格
  • メルカリ手数料(10%)
  • 送料

「他サイトの確認もTremasFinderならボタン一つで確認できるので、地味に助かりますね」
と佐藤さん。

各サイトで最安値を確認したら、仕入値、販売額を入力します。
手数料も商品のサイズを元に送料等自動計算されるので、確認するのみです。

TremasFinderで利益シミレーションをしているところ
左上のように、Amazon、楽天、Yahoo、価格.com、Google、メルカリとリンクが並んでいるのでワンクリックで確認できます

利益20%超えの商品を発見!

ここまでの手順をもとにリサーチを続けていた佐藤さん。
候補を確認 → 需要チェック → 回転確認 → 利益計算、という流れを繰り返す中で、

約30分のリサーチで15商品ほど確認し、利益率20%を超える商品にたどり着きました。
ライバル少ない、直近で複数売れている、安い仕入先がある3拍子揃っています。

「闇雲に探していた時とは、明らかに感覚が違いました。」
と佐藤さんは、明るい声で嬉しそうに話します

佐藤さんが仕入の前に確認したメルカリ画面

手作業リサーチの限界も実感

一方で、作業を進める中で次のような課題も見えてきました。

  • 毎回ゼロから探すのは時間がかかる
  • 判断材料を集める作業が多い
  • 疲れてくると判断精度が落ちる

利益商品に出会えたものの、この作業をツールなしで手作業だけで続けるのは大変だと感じたといいます。

判断を助ける「仕組み」の重要性

今回うまくいった理由は、

  • 売れやすさ(需要)を確認する
  • メルカリでの回転を確認する
  • 利益を計算する

という判断の流れが整理されていたことでした。
感覚や勘ではなく、判断を助ける仕組みがあることで迷いが減る。これが、リサーチ効率の差につながります。

継続できる方法が大切

せどりは、一度見つけて終わりではありません。

  • 継続して見つけられるか
  • 作業の負担が大きすぎないか
  • 無理なく続けられるか

が重要になります。

「頑張ればできる方法より、続けられる方法のほうが大事だと感じました。」

まずは小さく試してみる

リサーチの流れが見えてきた佐藤さんは、いきなり大きく仕入れるのではなく、小さく試すことを選びました。
せどりは、最初から大きなリスクを取る必要はありません。

今回の仕入れ結果

今回佐藤さんが仕入れたのは、同じ商品を4点。

  • 1点あたりの利益見込み:1,242円
  • 仕入れ数量:4点

👉 利益見込み合計:4,968円

まずは少額で試し、実際に売れるかを確認する。この一歩が、自信につながっていきます。

ツール代も1回の仕入れで回収

今回の利益見込みだけで、

✔ Keepa
✔ TremasFinder

といったリサーチ環境の費用は、たった1回の仕入れで回収できる計算になります。(2026年2月時点)
ツールはコストではなく、判断精度と時間効率を高める投資とも言えます。

副業の第一歩として最適

せどりの魅力は、

  • 少額から始められる
  • 在庫リスクを抑えられる
  • 再現性のある手順で進められる

という点にあります。

大きな挑戦ではなく、小さな成功体験の積み重ね。それが、副業として継続していくための土台になります。

「本当に見つかるんだ、という実感が持てました。」

まとめ|佐藤さんの気づき

店舗せどりで思うような成果が出ず、試行錯誤の中で始めたメルカリ販売。
遠回りのように感じた経験も、振り返ってみると「何を基準に選ぶべきか」を考えるきっかけになりました。

完璧な方法を見つけたわけではありません。
それでも、需要を確認し、回転を見て、利益を計算する――
この流れを持てたことで、迷いは確実に減ったといいます。

「特別なことをしたわけではありません。ただ、根拠を持って選べるようになっただけなんです。」

小さく試し、小さく成功体験を積む。
その積み重ねが、次の一歩への自信につながっていきます。

今回のポイント

  • 店舗せどりは時間効率に課題があり、別の方法を模索した
  • Amazon準備中の間、メルカリ販売で実践経験を積んだ
  • SNS情報や「いいね順」だけでは再現性に限界があった
  • 相場確認ツールで判断材料を増やすことができる
  • Keepaの需要データはメルカリ販売の判断材料にもなる
  • データ → 回転 → 利益の流れで迷いが減る
  • 小さく試すことで、副業として現実的な一歩を踏み出せる

👉 前編はこちら
【体験日記】ヤマダ電機を3時間回ったけど儲からなかった話|Amazon店舗せどりは正直きつい
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峠田舞子
さらとして活動
この記事の著者:峠田 舞子
  • 九州大学卒業後、リクルートグループ勤務を経て、現在は外資系ITコンサルタントとして活動
  • 14年間で100社以上の業務改善・データ分析を支援
  • 物販を通して「データ分析・ロジカルシンキング」が成果につながることを実感
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