物販ビジネスの仕入れが劇的に楽になる“リサーチの自動化”とは？

私は業務系ITエンジニアとして14年間、100社以上のデータ分析や業務改善に携わってきました。
家庭を持ち将来や老後を見据えて「もう一つの収入源が必要」と考え、副業でAmazon物販を開始。

当初はKeepaのグラフを読み込みながら何時間もリサーチに費やし、不安と焦りの中で挫折しかけました。
しかし、エンジニアとして培った仕組化スキルを活かし、自作のリサーチツールを開発。
その結果、限られた副業時間でも効率的に取り組めるようになり、本業＋副業で月収150万円を安定して実現しました。

この記事では「なぜ物販でうまくいかない人が多いのか」をリアルに解説し、正しいやり方なら成果は出せることをお伝えします。

仕入リサーチが難しい理由

Amazon物販やせどりを始めた人が「仕入れって思ったより大変」と感じる理由はシンプルです。

• 商品数が膨大すぎて、どこから見ていいかわからない
• 利益計算（仕入れ値・販売手数料・送料）等重要事項の確認に手間がかかる

結果、「数時間リサーチしても利益商品が見つからない」という状態に陥ります。
これでは副業どころか、ストレスばかりが増えてしまいます。

実際のアンケート結果から見える課題

Tremas Labが行ったせどり・物販経験者72名への調査（2025年2月）では、以下のような実態が明らかになりました。

• リサーチに時間がかかっている
  1回のリサーチに1時間以上かかる人が31名（43％）。
  30分以内で終わる人はわずか8名でした。
  夜しか副業時間が取れない会社員にとって、これは大きな負担です。
• 作業が複雑で手間が多い
  Excelで独自に条件抽出している人が15名、完全手動が14名と、半数近くのユーザーがリサーチを手動で行っており、
  効率化できていない実態が見えてきます。
• 調査内容が多岐にわたる
  利益商品を見極めるために「競合数や価格の調査（36名）」「仕入先や仕入価格の調査（30名）」「市場トレンドの調査（29名）」など、
  1人で複数の観点をチェックする必要があります。
• リサーチを効率化したいと考えている
  「リサーチを自動化するツールがあれば利用したい」と答えた人は60名（全体の83％）。
  多くの人が「今のままでは効率が悪い」と感じていることが数字からも分かります。

このように、実際のアンケートからも、
「リサーチの非効率さ」が物販ビジネスの障壁となっていることは明らかです。

平日は毎日、往復の満員電車。
帰宅後は子どもの宿題を見たり、塾や習い事の送り迎え。
家に落ち着いて副業に向き合えるのは、夜のわずかな時間だけ——。

そんな限られた時間でAmazon物販を軌道に乗せるには、リサーチを自動化することが欠かせません。

自動化しないとどうなるか

• 時間が奪われる
  商品を1件ずつ目視で確認すると、あっという間に2〜3時間。
  睡眠時間を削っても成果が出ず、翌朝の仕事に響きます。
• 利益商品を逃す
  手作業では膨大な商品をチェックしきれず、せっかくのチャンスを見落としがち。
• 心が折れる
  「数時間探しても利益商品ゼロ」
  そんな日が続くとモチベーションが下がり、副業そのものを諦めてしまうことも。

自動化のメリット

• 時間を取り戻せる
  利益率・競合・競合の状況等を自動で見える化する仕組みを作ることで、
  寝る前や出勤前のの15分で仕入れ判断が完了します。
• 数字で迷わない
  勘ではなくデータで判断できるので、仕入れの不安が減りスピードも向上。
• 副業が続く
  睡眠や家族との時間を削らずに成果が出るため、長く安心して続けられます。

家のローンや子どもの教育費、自分の小遣いを捻出するために始めたせどり。
限られた副業時間を「手作業リサーチ」ではなく「自動化されたデータ判断」に切り替えることが、
お金のストレスから解放される第一歩です。

「売れそう」で仕入れて赤字になるのは初心者の典型です。
で副業のAmazon物販で成果を出すには、まずリサーチの基本ステップを理解することが重要です。
その上で「どこを自動化すれば効率化できるか」を押さえましょう。

そもそものリサーチの流れ

1. 商品候補を探す
   仕入れサイトや店舗、ランキングから気になる商品をピックアップ。
2. 需要・価格・競合を確認
   Keepaなどで過去の価格推移、ランキング、出品者数、販売数をチェック。
3. 利益計算
   仕入れ値の目安・Amazon手数料・送料などを考慮し利益率を算出。
4. 仕入れ判断
   回転率や在庫状況を見て仕入れ可否を決定。

リサーチにはKeepaが必須

リサーチの精度を上げるにはKeepaが欠かせません。
特に以下の①~③は物販の成功率を上げるためにKeepa上で実施したい内容です。

①Keepaでの重要項目の表示

リサーチの精度を上げるために、Keepaで確認しておきたい重要項目は下記です。

• 利益率関連
  • buy_box_current / amazon_current / new_fba_current / new_fbm_current（現在の販売価格データ）
  • referral_fee_percent（Amazon紹介料率）
  • fba_fees（FBA手数料）
  • weight / package_length / package_width / package_height / package_weight / package_quantity（発送コスト計算用）
• 競合関連
  • New Offer Count系データ（出品者数やその変動）
  • Buy Box: Winner Count 30 days（Buy Box獲得者数）
• 需要関連
  • sales_rank_current（現在の売上ランキング）
  • bought_past_month（過去1か月の販売数）
  • sales_rank_7days_drop_percent / 30days / 90days（7日・30日・90日のランキング変動率）
  • sales_rank_drops_last_30days / 90days（30日・90日間のランキングドロップ回数）
  • change_90days_percent_monthly_sold（過去90日間の月間販売数変化率）

KeepaのProductFinderの左端から表示する項目を選択して確認します。

②筋の良い商品の絞り込み

①で表示したKeepaの重要項目を確認したら、次は利益が出やすく回転の速い“筋の良い商品”をリストアップします。
ここではExcelなどでフィルタや条件式を使うと効率的です。

絞り込みの考え方

1. 利益が確保できるか
   • 「販売価格」−「仕入れ値見込み」−「Amazon手数料」−「発送コスト」が
     利益率20％以上、かつ利益額500円以上を目安にフィルタ。
2. 回転が速いか（需要があるか）
   • sales_rank_currentが10,000位以内（カテゴリーによっては20,000位以内でも可）
   • bought_past_month が30個以上
   • sales_rank_drops_last_30days が10回以上（＝ほぼ3日に1回以上売れている目安）
3. 競合が多すぎないか
   • New Offer Countが15件以下（同じ商品を出している出品者が少ないほど有利）
   • Buy Box: Winner Count 30 daysが3件以下（30日間のBuy Box獲得者が少ない＝価格競争が激しくない）

絞り込み例（Excelフィルタ）

条件	Excel関数例	目安
利益率20%以上	=(販売価格-仕入原価-Amazon手数料-発送コスト)/販売価格	0.2以上
月間販売30個以上	=bought_past_month	30以上
ランク1万位以内	=sales_rank_current	10000以下
BuyBox勝者3件以下	=Buy Box: Winner Count 30 days	3以下

フィルタ設定でこれらの条件をすべて満たす行だけを抽出すれば、
短時間で仕入れ候補だけを一覧化できます。

③仕入候補のリスト作成

②の情報を元に仕入候補のリストを作成します。
最初の内は5～10商品を目安にリストを作成しましょう。

自動化すれば大幅効率化

上記①〜③を自動化すれば、リサーチ時間を数時間から15分以下に短縮できます。
自動化の方法は大きく3つです。

• Excelでマクロを組む
  KeepaのCSVを取り込み、条件付き書式や関数で自動抽出・利益計算。
• 外注ツールを利用
  自作や外部開発で専用ツールを構築。
• 専用アプリを活用
  既存の自動スコアリングツールを使う。

この中でも、CSVをそのまま取り込み数値化・レポート化をワンクリックで完結できるのが
次に紹介する TremasFinder です。

―― KeepaのCSVを取り込むだけ、最短3秒でリサーチ完了！

副業時間が限られている中で、毎回Excel関数やマクロを組むのは大変。
そこで仕組化を丸ごと任せられるリサーチ自動化ツールが TremasFinder です。

TremasFinderができること

• 視覚的スコア表示
  利益性・需要・競合状況を自動スコア化して瞬時に見える化。
  どの商品を仕入れるべきか一目で判断できます。
• ワンクリックレポート
  ランキング推移や価格変動グラフを即表示。
  Keepaを何度も開く手間はもう不要。
• 一括計算
  仕入れ値見込み・販売手数料・送料まで自動計算。
  Excelや電卓は必要ありません。

使い方はたったの2ステップ

1. KeepaでCSVをエクスポート
   気になる商品のリストをワンクリックでダウンロード。
2. TremasFinderにアップロード
   そのままCSVをドラッグ＆ドロップするだけ。

最短3秒後には、利益率・回転率・競合度がスコア化された結果が画面に表示されます。
副業の限られた時間を仕入れ・販売・利益拡大に集中できます。

「物販 ビジネス 仕入れ」で悩んでいた人が、自動化を取り入れるとどんな未来が待っているでしょうか？

• 限られた副業時間でも成果が出る
  → これまで 1時間以上かかっていたリサーチが15分で完了
• 迷いが減り、行動が早くなる
  → 「仕入れていいか不安」で立ち止まらなくなる
• 家計に余裕が生まれる
  → 毎月＋5〜10万円の副収入が安定
• 副業を楽しめるようになる
  → 副業＝ストレス から 副業＝安心の収入源へ

結論： 仕入れの自動化は、時間・お金・メンタルを一気に改善する切り札です。

仕入れが大変で副業物販を挫折する人は多いですが、原因は「リサーチを手作業でやっている」ことにあります。

• 商品数が膨大で迷子になる
• 計算や確認に時間がかかる
• 不安で仕入れに踏み切れない

これらはすべて、リサーチの自動化で解決できます。

「物販 ビジネス 仕入れ」に悩んでいる方こそ、今すぐ仕組みを見直してみてください。

次回予告

次回は、「副業物販に疲れたあなたへ。“稼げる人のマインドセット”を公開」を公開します。
実際に初心者がどのようにツールを使い、どんなステップで成果を出したのかをリアルに解説します。