【完全ガイド】Keepaの製品ファインダーの使い方|リサーチを10倍効率化する条件設定と検索のコツ

Amazonには数億点の商品があるため、1つずつ手作業で調べるのは非現実的。
そこで登場するのが、Keepaの「製品ファインダー(Product Finder)」です。

【完全ガイド】Keepaの製品ファインダーの使い方|リサーチを10倍効率化する条件設定と検索のコツ

Keepa-productfinder

仕事は忙しいのに、給料はなかなか上がらない。
子どもの教育費や住宅ローン、将来の貯蓄を考えると「あと月5万円でもあれば…」と感じていませんか。

副業を始めたいけれど、何から手をつければいいかわからない――。
そんな方30~50代の会社員にお勧めするのが「せどり(物販)ビジネス」です。

せどりや物販を始めてすぐにぶつかる壁が、
「どの商品をリサーチすればいいのかわからない…」という問題です。

Amazonには数億点の商品があるため、1つずつ手作業で調べるのは非現実的。
そこで登場するのが、Keepaの「製品ファインダー(Product Finder)」です。

この記事では、KeepaのProduct Finderの使い方から、
検索条件のコツ・一覧表の見方・結果の活用法まで、
初心者でもすぐ使いこなせるように解説します。

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この記事の著者:ITエンジニア さら

  • 業務系ITエンジニア歴14年 ― 100社以上でデータ分析・業務改善に携わる
  • 自作ツールを開発しリサーチ時間を6割削減 ― 時間のない副業者でも成果を出せる仕組みを実現
  • 本業+副業で月収150万円を達成 ― 再現性ある副業戦略を発信中
  • 仕組み化と効率化の専門家 ― 業務プロセスを徹底的に最適化
  • 副業Amazon物販に挑戦 ― 挫折を乗り越え、安定的な収益化に成功

Keepaの製品ファインダー(Product Finder)は、
Amazon全体の商品データベースを条件指定で検索できる機能です。

通常のAmazon検索では見つけにくい、
「利益が出る」「安定して売れている」商品だけを抽出できるため、
せどりの時間を大幅に短縮できるツールです。

できること

  • 売れ筋ランキング・価格・出品者数などを条件検索
  • 過去の価格履歴やセール情報をもとに絞り込み
  • 抽出結果をCSVでダウンロード(TremasFinderなどに連携可能)

つまり、「売れる商品リスト」を作るためのデータ分析用フィルタのようなものです。

Keepaの導入方法はこちら

① Keepaにログイン

まずはKeepa(https://keepa.com)にアクセスし、
有料アカウントでログインします。
※ 製品ファインダー(Product Finder)は有料版のみ使用可能です。

② 「Data → 製品ファインダー(Product Finder)」を開く

画面上部メニューから「Data」をクリックし、「製品ファインダー(Product Finder)」を選択します。
検索フォームが表示され、ここで条件を設定します。

条件設定の基本項目

Product Finderでは100項目以上の条件が設定できますが、
まずは次の5項目を押さえれば十分です。

項目 内容 推奨設定例
Category(カテゴリ) 商品ジャンル おもちゃ・家電・本 など狙いやすいカテゴリーから選ぶ
Sales Rank(ランキング) 売れ行きの目安 1〜50,000位以内(数値が低いほど売れている)
Price(価格) 新品・中古の販売価格帯 2,000〜10,000円程度(利益が出やすい価格帯)
New Offer Count(出品者数) 新品出品者の数 2〜15人(少なすぎると在庫リスク、多すぎると競争)
Buy Box Price History(Buy Box価格履歴) カート価格の安定度 安定している商品を優先(価格乱高下は避ける)

検索後に表示される表は、Keepaが自動生成した商品データの要約です。
主な項目を理解しておくと、どこに注目すべきかが明確になります。

項目名 意味 ここを見るポイント
Title(商品名) 商品の正式名称 知っているブランド名・型番を探す
ASIN Amazonの商品ID Amazonページへ直接アクセス可
Category 商品カテゴリ 狙っている分野かを確認
Sales Rank 現在のランキング 数値が低いほど売れ筋。1〜50,000位が目安
Buy Box Price 現在の販売価格 実際に販売されている価格を確認
New Count / Used Count 出品者数 新品・中古それぞれの競合数を把握
Price Drops (90d) 過去90日間の値下げ回数 頻繁に下がる商品=相場が不安定
Reviews / Rating レビュー数・評価 レビューが多く星4以上なら需要が高い傾向

出力イメージ

Keepaの結果をもっと活かすなら

KeepaのProduct Finderで条件に合う商品を見つけたあとは、
「その中でどの商品が本当に利益を出せるのか」を判断することが重要です。

そんなときに活躍するのが、TremasFinder(トレマスファインダー)です。

TremasFinderは、Keepaで抽出したCSVデータをそのまま取り込み、
各商品の 利益性・需要・競合度・価格安定性 を自動でスコアリングしてくれるツールです。
膨大な候補の中から、“筋の良い商品”だけを短時間で抽出できます。

「Keepaで探す」+「TremasFinderで絞る」
この組み合わせにより、感覚ではなくデータに基づいたリサーチが可能になります。

KeepaとTremasFinderを使ったリサーチ手順の詳細は、こちらの記事で紹介しています。
👉 KeepaとTremasFinderを組み合わせたリサーチ方法を見る

Product Finderを使って抽出した後は、
Chrome拡張機能のKeepaグラフで「どの商品を仕入れるべきか」を判断する必要があります。

Keepaのグラフの見方はこちらの記事で詳細を紹介しています。

コツ1:ランキングが安定している商品を選ぶ

緑の線(ランキング推移)が一定の周期で上がっている商品は、
継続的に売れている“回転率の高い”商品です。

コツ2:Buy Box価格が安定している商品を狙う

Buy Box価格(ピンク線)が大きく上下していない商品は、
相場が安定しており、価格競争に巻き込まれにくいです。

短期間で価格が下がっている商品は、
在庫過多や値下げ競争のリスクがあるため避けたほうが安全です。

コツ3:出品者が少ないニッチ商品を探す

出品者が5〜10人程度の商品は、
競争が激しすぎず、安定的に利益を出しやすい傾向にあります。

特に「Amazon本体が販売していない期間」がある商品は、
個人出品者のチャンスです。

コツ4:価格履歴が安定しているものを選ぶ

Keepaのグラフで、価格(青線・ピンク線)が
“ゆるやかに変動している商品”が理想です。
急上昇・急落を繰り返す商品は、仕入れタイミングを見誤りやすいです。

検索結果画面の右上にある「Export CSV」をクリックすると、
全商品のデータをCSVファイルとしてダウンロードできます。

このデータは、ExcelやGoogleスプレッドシートで整理したり、
TremasFinderなどの分析ツールに読み込んで自動スコア化することも可能です。

たとえば、

  • 利益率
  • 出品者数
  • ランキング安定度
  • 価格推移

などをもとに、「優先して仕入れるべき商品」が一瞬で可視化されます。

初心者がProduct Finderを使うときにやりがちな失敗も押さえておきましょう。

  • 条件を厳しくしすぎてヒット件数が0になる
  • 売れ行きよりも価格だけで判断してしまう
  • セール期間中の商品をそのまま仕入れて損をする

➡ 対策としては、
最初は「ざっくり広めに検索 → 結果を見て条件を絞る」という流れがおすすめです。

KeepaのProduct Finderを使いこなせるようになると、
手作業のリサーチを数時間分短縮できます。

  • カテゴリ・価格・出品者数などを一括で条件検索
  • 売れ筋商品をデータで抽出
  • CSVで他ツールと連携してスコアリング

つまり、「勘」ではなく「データ」で仕入れ判断ができるようになるのが最大の魅力です。

初心者の方は、まず1つのカテゴリで検索を試しながら、
徐々に条件設定のコツを掴んでいくと良いでしょう。

次回は、あなたのリサーチ時間を劇的に短縮するツール活用法!
Keepa × TremasFinderの連携で、
わずか3秒で“売れる商品”がパッと見える仕組みを公開します。

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