メルカリ・楽天せどりでもKeepaは必須！仕入れ精度を劇的に上げるデータ活用ガイド

Keepa（キーパ）は、Amazon上で販売されているすべての商品データをグラフ化するツールです。

無料でも使えますが、有料プラン（月額約3,000円前後）に登録すると、
以下のような情報が閲覧可能になります。

• 過去の販売価格の推移
• ランキング（売れ行き）の変動
• 出品者数・在庫数の増減
• カート価格（Buy Box）
• セラー履歴・中古価格の変動

これらのデータは、メルカリや楽天の「仕入れ判断」にも直結します。

たとえば、

• 「Amazonで価格が上がっている」＝メルカリで中古が売れやすい
• 「ランキングが上昇している」＝需要が急増している
• 「出品者が減っている」＝在庫不足で高値で売れるチャンス

というように、Keepaのデータを読み解くことで
仕入れの精度を大きく向上できます。

① 売れる商品の「裏付け」が取れる

メルカリでよくある悩みが、「これ本当に売れるの？」という不安。
商品ページの「いいね数」や「販売済み件数」だけでは、
需要の持続性まではわかりません。

しかしKeepaなら、過去のAmazonランキング推移から
「一時的なブームなのか」「安定して売れ続けているのか」を判断できます。

▶ たとえば：
過去90日間のランキングが安定して高い商品は、
メルカリでも継続的に売れやすい傾向があります。

② 市場の「旬」を把握できる

Keepaのグラフを見ると、季節による需要変動も一目瞭然です。

• 花粉シーズン前に空気清浄機が上昇
• 夏前に扇風機・アウトドア用品が上昇
• 年末におもちゃ・ゲームが上昇

こうしたトレンドを先読みして仕入れができれば、
「出品した瞬間に売れる」商品を狙えます。

③ “メルカリ特有のリスク”を避けられる

メルカリでは相場が安定していないため、
同じ商品でも「儲かるとき」と「赤字になるとき」の差が大きいです。

Keepaを見れば、

• 価格が急落していないか
• 出品者が増えて競合過多になっていないか
• 値崩れリスクがあるか

を事前にチェックできます。
これにより、損しない仕入れ判断が可能になります。れば、
「出品した瞬間に売れる」商品を狙えます。

楽天せどりでは「楽天で仕入れてAmazonで販売」するのが一般的ですが、
このときにKeepaを使えば利益計算の精度が桁違いに上がります。

Keepaでわかること

• Amazonでの新品価格の上限（相場）
• 売れ筋ランキングの推移（需要）
• 出品者数の増減（競合度）

楽天で調べること

• セール価格（SPU・ポイント還元含む）
• 在庫数
• 配送コスト

この2つを掛け合わせることで、
「楽天で仕入れてAmazonで販売したら、利益が出るのか？」が一瞬で判断できます。

たとえば、KeepaでAmazon価格が12,000円安定、
楽天で9,000円＋ポイント20％なら実質7,200円仕入れ。
→ 約4,000円の利益確定。

Keepaを導入するだけで、利益商品を数字で見抜けるようになります。

「でも私、Amazonで出品してないから…」
そんな方もご安心を。

KeepaはAmazonセラー登録をしていなくても利用可能です。
無料アカウントを作り、拡張機能を入れるだけでOK。
Google ChromeやEdgeに追加して使えます。

さらに有料プランを契約すれば、
販売履歴や出品者数など、リサーチに必要なデータがすべて見放題。

実際にメルカリせどりや楽天せどりをしている上級者も、
Amazonアカウントを持たずにKeepaでデータ分析を行っています。

メルカリや楽天で仕入れをしていると、
「これは利益出そう」と思っても実際は売れないことがあります。
それは感覚的な判断に頼っているからです。

Keepaを使えば、以下の3軸で“数字に基づく判断”が可能になります。

視点	Keepaでわかること	意味
需要	ランキングの動き	売れ筋かどうか
価格	新品・中古価格の推移	相場と値崩れリスク
競合	出品者数の変化	ライバルの多さ

これを見ながら仕入れを行えば、
「売れる確率の高い商品」だけをピンポイントで仕入れられるようになります。

Keepa単体でも強力ですが、
CSVを出力して分析ツールと組み合わせると最強です。

たとえば「TremasFinder」のようなリサーチツールにKeepaのCSVを読み込むと、
利益率・需要・競合・価格安定性などを自動でスコア化できます。

👉「この商品は利益◎・需要◎・競合△」のように
“仕入れ判断を3秒で完了”させることも可能です。

これにより、1日何百商品もリサーチする手間を大幅に削減できます。

１．Chromeの拡張

Chromeウェブストア にアクセスし、上の検索窓で「Keepa – Amazon Price Tracke」と入力
右の「Chromeに追加」ボタンをクリック

※出典Chromeウェブストア

２．Amazonの商品ページを開く

Amazonの商品ページを開くと下記のようにKeepaのグラフが表示されることを確認します

※出典Amazon/Keepa

さらに月額プランに登録すれば、
商品のランキングデータや販売個数履歴も取得できます。
まずは無料で試してみて、便利さを体感してみましょう。

メルカリ・楽天せどりを成功させる最大のコツは、
「感覚」ではなく「データ」で動くこと」です。

Keepaを使えば、

• 売れる商品の根拠が見える
• 利益が出るか事前に判断できる
• トレンドの波を先取りできる

という3拍子がそろいます。

「まだKeepaを入れていない」という方は、
今日がその一歩目です。
最初はグラフを眺めるだけでも構いません。
慣れるほど、あなたの仕入れ精度は確実に上がります。

データを味方につけて、
メルカリ・楽天せどりをワンランク上へ——
まずはKeepaを導入して、市場を“数字で読む”第一歩を踏み出しましょう。

次回は、「Keepa」をテーマに、
初心者がKeepaを活用してリサーチする方法を詳しく解説します。