キーパ(Keepa)とは?せどり初心者が売れる商品を見極める完全ガイド

せどりを始めると、ほぼ必ずと言っていいほど名前が出てくるのが「Keepa(キーパ)」です。
多くの人が「Keepaを見て仕入れ判断をする」と言いますが、具体的に何ができて、なぜ必要なのかは意外と知られていません。
- 価格の推移を見て相場が分かる
- ランキングから回転率(どのくらい商品が頻繁に売れるか)が分かる
- 出品者数の増減から競合状況が分かる
“仕入れ判断の不安”を解消してくれるのがKeepaです。
本記事では、
「Keepaとは何か?」
「どうやって利益が出る商品を判断するのか?」
「初心者が失敗しないための使い方」
を分かりやすく解説します。
読み終わるころにはキーパの基本を理解し、悩まず仕入の判断ができる状態を目指します。
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1.Keepa(キーパ)とは?できることと基本の機能を簡単に解説
Keepaとは、Amazon商品の価格・売れ行き・出品者数の推移を確認できるデータ分析ツールです。
商品ごとの「過去の値動き」や「売れやすさ」が分かるため、せどりでの仕入れ判断に欠かせません。
Keepaで主にできる事は以下の通りです。
1.1 価格推移が見れる
Keepaで価格推移グラフは、Amazon商品の「価格が過去どのように変動してきたか」を可視化できます。
価格が時系列で表示され、相場の安定性や値崩れの傾向を確認できます。数ヶ月間ほぼ一定なら価格が安定しており、仕入れ後のリスクが小さい商品と判断できます。一方、頻繁に大きく上下している商品は、価格競争が起きやすく利益が不安定になりがちです。
短期(1ヶ月)と中期(3ヶ月)を切り替えながらチェックすることで、季節要因やトレンドの変化も把握できます。
相場が安定しているか、値崩れしやすいかが判断できます。
1.2 売れ筋ランキングが見れる
Keepaの売れ筋ランキングは、Amazonの商品がどれくらいの頻度で売れているかを示す重要指標です。
短期的に急上昇している場合はトレンド商品、反対に長期的に右肩下がりなら需要低下の可能性があります。
またランキングの推移を見ることで「回転率」(どのくらい商品が早く売れるか)を判断できます。例えば、ランキングが谷のように下がるポイントは“売れた瞬間”を示すため、その頻度が多いほど高回転商品と言えます。
ランキングから売れ行きが良い商品を判断できます。

1.3 出品者数の状況が見れる
Keepaの出品者数推移のグラフでは、Amazonで同じ商品を販売しているセラー(出品者)の増減を時系列で確認できます。
出品者数が増えている商品は競合が増加しているため、今後価格競争が起きやすく利益が下がるリスクがあります。
反対に、出品者数が安定している、または減少傾向の商品は競争が緩やかで、価格が安定しやすいのが特徴です。
ライバルの数や状況を判断できます。

2.無料版と有料版の違い
Keepaの無料版では、Amazonの商品ページで「価格推移グラフ」が確認できる程度で、仕入れ判断に重要なランキング推移・出品者数・月間販売数などのデータは非表示です。
対して有料版では、これらすべてのグラフが開放され、回転率・競合状況・売れ筋の変動を正確に把握できます。
無料版は初心者の入門用としては十分ですが、「売れる商品を見極める」ためには有料版が実質的なスタートラインと言えます。
Keepaの有料版の料金は次の通りです。
- 月払い・・・19 €/月(約3,300円)
- 年払い・・・189 €/年(約33,000円・月換算で約2,750円)
Keeepa有料版と無料版の違いの解説記事はこちら
Keepa無料版でできることの解説記事はこちら
有料版と無料版の機能の違いは次の通りです。
| 機能 | 無料版 | 有料版 |
|---|---|---|
| ①ブラウザ拡張機能で見れる情報 | ||
| 価格推移グラフ | ○ | ○ |
| ランキング推移グラフ | × | ○ |
| 出品数推移グラフ | × | ○ |
| 月間販売数推移グラフ | × | ○ |
| レビュー数推移グラフ | × | ○ |
| 商品詳細情報 | × | ○ |
| バリエーション情報 | ○ | ○ |
| 出品件数の推移 | × | ○ |
| Buy Box 統計情報 | × | ○ |
| 出品者(offers)情報 | × | ○ |
| 価格変動アラート | ○ | ○ |
| ②Keepaサイト上の分析機能 | ||
| 製品ファインダー(Product Finder) | × | ○ |
| 製品ビューア(Product Viewer) | × | ○ |
| 商品ベストセラー(Best Seller Lists) | × | ○ |
| トップセラーリスト(Top Seller List) | × | ○ |
| 出品者検索(Seller Lookup) | × | ○ |
| カテゴリーツリー(Category Tree) | × | ○ |
| 商品一覧表(Deals) | × | ○ |
| ③外部アクセス | ||
| Keepa API | × | ○ |
3.なぜせどりにKeepaが必須なのか:3つの理由
せどりで安定して利益を出すためには、
「売れる商品を継続して仕入れること」と「損をする仕入れを避けること」が欠かせません。
その両方を実現するための唯一のデータ源が Keepa です。
ここでは、Keepaが必須と言われる理由を3つに絞って解説します。
3.1 過去データで「本当に売れる商品」を判断できる
Amazonでは販売数が公開されていませんが、Keepaを使えばランキング推移と月間販売数のグラフから「売れ行きの強さ」が分かります。
- ランキングの谷=売れたタイミング
- 谷の数が多い=回転率が高い(売れる頻度が高い)
- 月間販売数のグラフ=どれくらい継続的に売れているか可視化
特に最新版Keepaでは、月間販売数が1本のグラフとして表示されるため、これまでよりも「売れやすさ」を正確に判断できます。
回転率が高い商品を選べば、在庫リスクを大幅に減らせます。
3.2 価格崩れのリスクを避けられる
せどりで最も避けたいのが、仕入れ後に突然値下がりして利益が吹き飛ぶパターンです。
Keepaの価格推移グラフを見れば…
- 数ヶ月間ほぼ一定=価格が安定していて安全
- 上下が頻繁=不安定で値崩れしやすい
- 過去に急落した時期がある=要注意
という風に、仕入れ前にリスクを把握できます。
特に初心者は「いま利益が出る価格だから大丈夫」と判断しがちですが、Keepaを見ると「実はたまたま高いだけだった」というケースも多いため注意が必要です。
3.3 他のセラーより正確に仕入れ判断ができる
Keepaを使う最大のメリットは、“感覚ではなくデータで判断できる”点です。
- ランキング
- 月間販売数
- 出品者数
- 価格推移
これらを総合して見ることで、仕入れ判断の精度が一気に上がります。
経験不足の初心者でも、データが揃っていればベテランと同じ基準で判断できるため、失敗が減り、安定した結果につながります。
他のセラーが「なんとなく」で仕入れる中で、あなたは科学的にリサーチしていくことができるのです。
4.Keepaの拡張機能の利用方法
Keepaを使うなら、Chromeの拡張機能(拡張版)を導入するのが最も便利です。
Amazonの商品ページに自動でグラフが表示されるため、ページを移動するたびに素早く判断できます。
4.1 初期設定
1. Keepa公式サイトにアクセス
2.「価格履歴グラフ」でご利用のブラウザを選択

3. 遷移した画面に沿ってブラウザの拡張機能を追加

4.Keepa公式サイトで右上の「ログイン/アカウントの登録」をクリック

5. ユーザー名パスワード、メールアドレスを入力

6. 「Please confirm your email – Welcome to Keepa」というメールからメールアドレス認証
「Verify my email」というボタンをクリックします

7. 右上より「サブスクリプション」をクリックし、表示された画面で「SUBSCRIBE」をクリック


8. 支払い情報を入力
英語で書かれていますが、下記のように入力します。
- 請求先住所(Billing Address)
- 個人(Individual) / 企業(Business)例: Individual
- 氏名(Full name)*上で企業(Business)を選択した場合は会社名(Company) 例: Tanaka Taro
- 住所(Address)例: 1-1-1-101, Jingumae, Tokyo
- 国(Country) 例:Japan
- 市区町村(City)例:Shibuya-ku
- 郵便番号(Postal code)例:150-0000
- 支払い情報(Payment Details)
- 支払い方法の選択 カード(Card)/ Google Pay 例: Card
- カード番号(Card number)例: 1000-0000-0000-0000
- 有効期限(Expiration date)(月/年)例: 05/30
- セキュリティコード(Security code/CVC)例: 000
- 国(Country) 例: Japan
- プランの選択
- 月額プラン:19 €/月※どちらか選択
- 年額プラン:189 €/年
9.チェックボックスにチェック
最後のチェックボックスは下記の内容が書かれています。確認してチェックします。
このサブスクリプションに登録することで、あなたはKeepa GmbHが、解約するまで規約に従って請求を行うことを承認します。
10. 「SUBSCRIBE NOW」ボタンをクリック②Amazonの商品ページを確認
4.2 Amazonの商品ページを確認
拡張機能を追加すると、Amazonの商品ページを開くだけで画面下にKeepaのグラフが表示されます。
- ランキングの推移
- 価格履歴
- 出品者数の変化
- Amazon本体の参入状況
これらを一目で確認できるようになります。

4.3 グラフの表示設定を調整する(初心者向けおすすめ設定)
初期設定のままだと情報が多いので、初心者におすすめの設定は以下です。
✔ 表示する項目
- Amazon
- Sales Rank(ランキング)
- New(新品価格)
- Monthly Sold(月間販売額)
- New Offer Coung(新品出品者数)
他の項目は、全部見ると逆に分かりづらいため、慣れてから追加すれば十分です。

4.4 Keepaグラフの期間調整で“本質的な動き”が見える
グラフ右下の「1日/1週間/1ヶ月/3ヶ月/1年/全期間」で期間を切り替えられます。
初心者向けの使い分け:
- Month(1ヶ月 )→ 最新の売れ行きと短期トレンドを確認
- 3 Months(3ヶ月 )→ 価格の安定性を見る
- Year(1年) → 長期的な需要が落ちていないかチェック
価格だけでなく、期間を切り替えてランキング・セラー数を必ず併せて見るのがポイントです。

5.Keepaを使った『売れる商品』の判断方法(初心者向け)
Keepaにはたくさんの情報が表示されますが、初心者がまず見るべきポイントは4つだけです。
この4つを押さえれば、仕入れ判断の失敗が大幅に減ります。
①Amazon本体 本体出品は基本仕入れNG
②ランキング・販売数 よく売れているか(ギザギザの細かさ・販売数の高さ)
③価格の安定性 値崩れしないか(安定推移か)
④出品者数 競争が激しくならないか
5.1 チェックすべき4大ポイント
①Amazon本体の出品がないか
仕入れ判断で最も注意すべきポイントの一つが、Amazon本体が出品しているかどうかです。
Amazonが販売者として存在している商品は、カート獲得の競争で圧倒的に不利になり、個人セラーではほぼ勝てません。
そのため、Amazonが常に在庫を持っている商品は仕入れを避けるべきです。
たとえ一時的にAmazonが消えていても、過去に何度も参入と撤退を繰り返している商品は価格を崩す可能性があるため注意が必要です。
初心者は、「Amazon本体がいないこと」を仕入れ基準の最低条件として考えると失敗が減ります。

②ランキング・販売数の見方(売れ行きの強さ)
ランキングと月間販売数は、商品がどれだけ売れているかを判断する最も重要な指標です。
ランキングのグラフのギザギザは商品の売れた瞬間を示し、ギザギザが頻繁に現れるほど回転率が高く、よく売れている商品といえます。
また、月間販売数のグラフが高く安定していれば、その商品は継続的に需要があり、仕入れても売れ残るリスクが低くなります。
初心者は、1ヶ月と3ヶ月の期間を切り替えながら、短期と中期の売れ行きを見ると理解しやすくなります。
③価格の安定性(値崩れしないか)
価格の推移を見ることで、仕入れ後の値下がりリスクを事前に察知できます。
過去数ヶ月にわたって価格がほとんど変動していない商品は、市場価格が安定しており、仕入れ後に急激に値崩れする可能性が低く安全です。
一方で、価格が頻繁に上下している商品は競争が激しく、利益が不安定になりやすい特徴があります。特に初心者は、直近3ヶ月の価格が安定しているかどうかを基準に、リスクの少ない商品を選ぶのがおすすめです。
④出品者数の見方(競争リスク)
出品者数の推移を見ると、今後の競争が激しくなるかどうかを予測できます。
出品者数が急に増えている商品は、他のセラーが一斉に参入している状態で、これから価格競争が発生する可能性があります。
逆に、出品者が安定している商品は競争環境が落ち着いており、価格が崩れにくい傾向があります。
②~④を踏まえ、仕入にお勧めの商品のグラフの例です。

5.2 初心者がKeepaでやりがちな失敗例
初心者がKeepaでやりがちな失敗例は以下です。上記の逆となります。
ランキングが一時的に上がっただけの商品を“売れている”と勘違いする
短期的なランキング改善だけでは、継続して売れているとは限りません。
出品者数が増えているのに気づかず、価格競争に巻き込まれる
数週間で出品者が急増している商品は、利益がすぐに削られる危険があります。
価格が不安定なのに“今の価格なら利益が出る”と判断してしまう
過去に値崩れを繰り返している商品は、仕入れ後に下がる確率が高いです。
Amazon本体が出品している商品を仕入れてしまう
カートで勝てず、売れないまま在庫になる失敗パターンです。
6.Keepaで月5万円を目指す効率的なせどりの流れ
Keepaは初心者でも扱えるツールですが、正しい順番で使うことで仕入れ判断の精度が一気に高まります。
ここでは、無駄なく利益商品を見つけるための“最短ルート”を5ステップで解説します。
Step1:TremasFinderで商品をスクリーニング(時間を節約)
大量の商品を1つずつKeepaで確認するのは現実的ではありません。
まずは TremasFinderで「需要・競合・価格安定」が高い商品だけを抽出 し、候補を絞り込みます。
候補を数千 → 数十へと減らしてからKeepaを見ることで、リサーチ時間を大幅に削減できます。
Step2:Keepaで過去データを確認(詳細分析)
TremasFinderで見つけた商品を、今度はKeepaで詳しく分析します。
Keepaを使った『売れる商品』の判断方法で紹介したを4点総合して仕入れ判断を行います。
- Amazon本体の出品有無
Amazonの出品がないか? - ランキング
売れ行きが継続しているか? - 価格の安定性
値崩れリスクは低いか? - 出品者の動き
競合が急増していないか?
Step3:利益計算
仕入れる前に必ず以下を計算します。
- Amazon手数料
- FBA配送代行手数料
- 仕入れ値
- 送料(必要なら)
仕入れ値の調査は楽天・Yahoo!ショッピング・価格.comなど複数サイトを確認し、「実際に支払う金額」を正確に把握します。
数字で判断することで、初心者でも仕入れ失敗を避けることができます。
Step4:少額でまず実践する
初心者は、いきなり大量仕入れをせずに 小さくテスト仕入れ を行いましょう。
- まずは1〜3個ほど買う
- 売れ行きを確認する
- Keepaの読みと実際の販売速度が合っているか検証
- 感覚をつかんだら少しずつ量を増やす
このステップを踏むことで、リスクをほぼゼロに近づけることができます。
7. 結局、仕入のどこに不安を感じるのか?
せどり初心者がを仕入を前に立ち止まる理由は、以下のように複数あります。
- 「判断基準が分からない」
- 「損をしたくない」
- 「時間が足りない」
- 「リサーチが面倒」
これらはすべて自然な不安ですが、Keepaの正しい見方を理解し、データに基づいて判断できるようになると解消されます。
まとめ
- Keepaは“価格・売れ行き・競合”をデータで把握できる必須ツール
価格推移・ランキング・出品者数・月間販売数など、仕入れ判断に欠かせない情報がすべて揃っています。 - 無料版では判断材料が不十分。仕入れ判断には有料版が実質必須
無料版で見える情報は限られており、「売れるか」「リスクはあるか」を判断するには有料版のデータが必要です。 - 売れる商品を判断するには“ランキング・価格安定・出品者数”の3軸が重要
この3つがそろっている商品は回転が良く、値崩れしにくく、初心者でも扱いやすい商品です。 - TremasFinderを併用すれば、Keepaを使う前のスクリーニングが劇的に効率化する
大量の商品を一つずつ見る必要がなく、「見込のある商品だけ」を短時間で絞り込めます。 - 仕入れは少額から“勝ちパターン”を作ることが成功への最短ルート
Keepaで分析 → 小額仕入れ → 売れるスピードを検証、という流れを繰り返すことで、仕入れ判断の精度が安定します。
※本記事で記載している画像はKeepaより取得